MCASがMOSに名称変更されます。MCAS(略称はエムシーエーエスまたはエムキャ ス)とはMicrosoft Certified Application Specialistのことを言いまして、2007年より実施されているOffice2007(WordやExcelの2007バージョンのこと)のマイ クロソフト認定資格です。
この資格ですが、2010年6月3日よりMicrosft Office Specialist(MOS)へ名称変更(統合)されることになりました。
既にMCASの資格を取得済みの方は、今後履歴書などに資格取得内容を書く際に、例えば「Microsoft Office Specialist Excel2007 取得」と記載することになります。また、MOS(2003)も取得済みの方は「Microsoft Office Specialist Excel2003 2007 取得」と記載することができます。
名称変更に伴う試験範囲や内容の変更は一切ないと発表されていますので、現在学習中の方そして既に取得されている方にとっても何の影響もないようです。
更にMaster認定に変更があり、必須3科目(Word、Excel、PowerPoint)と選択科目がOutlookまたはAccess、になりました(Accessが加わりに2003と同じ体系に)。
詳細は 運営窓口 オデッセイ コミュニケーションズ サイト をご覧ください。
MCASやMOSはMicrosoft Business Certificationという体系の中に位置付けられています。
MCASの上位資格としてMicrosoft Certified Application Professional(MCAP)が2008年から開始される計画だったのですが、今を持ってまったくその進展がなく、計画はお蔵入りということになったのでしょうか?
そんな観点からもMCASという名称の継続は不都合が発生していたのかもしれませんね。